ファイターズ
《ハム番24時》8月27日

この日の西武先発は、アンダースローの与座。現代のプロ野球界では目にすることが珍しくなったサブマリン右腕との今季公式戦初対戦を控え、打撃練習前には日本ハムの打撃投手たちがアンダースローやサイドスローで投球練習を実施。そこに加わって、サブマリンのフォームで右腕を振っていたのが清宮だ。
最後の球を投じた後には、笑顔で右腕を突き上げてガッツポーズを披露。さぞかし手応えのある投球ができたのかと思いきや、「(打者として)これぐらいなら余裕です(笑)」。打者・清宮による投手・清宮への評価は辛口なものだった。
「(注意することは)打たされないことじゃないですか。高めの真っすぐと、遅い変化球で泳がすというのが(与座の)打ち取り方だと思うので、そこに惑わされずに。今までたくさん(対戦を)やっているので、その経験を生かしたいなと思います」。前日は4時間超の延長戦の末、ドロー決着。2連戦の最終戦で勝利を収め、白星を携えて北海道に帰るためにも、その持ち前の打棒で与座攻略を果たしたいところだ。