ファイターズ
《ハム番24時》8月18日

無情の雨となってしまった。
17日、2年ぶりに旭川スタルヒン球場で行われたロッテとの2軍戦は、五回終了後に強い雨の影響で2度目の試合中断に入ると、再開されることなく、そのまま雨天コールドで終了。この決定を残念がっていたのが、六回から登板予定だった、旭川育ちの松浦だ。
プロ入り後では初となる地元での試合には、家族や祖母、そして多くの友人が来場していた。「旭川で投げるのは決まっていたので。せっかく旭川で投げられる機会だったんですけど、雨が降ったのでしょうがないです」と語る表情には、無念の色が浮かんでいた。
この日は午前中から悪天候が続いていたにもかかわらず、スタルヒン球場には7000人を超えるファンが来場。旭川での野球人気の高さを、改めて実感することができた。「次回もまた旭川での開催をしてほしいなと思っています」。そう語る松浦の、そして旭川のファンの思いが、実現することを願いたい。
