《SHINJOの信条》伊藤くんにしても山崎くんにしても相手がいることなのでね

■パ・リーグ14回戦 ソフトバンク5-2日本ハム(7月29日、エスコンフィールド北海道)
試合後、取材に応じた新庄剛志監督(53)の一問一答は以下の通り。
―(試合を振り返って)
「何カ月間もソフトバンクさんの背中を追いかけて、やっと追い付くことができましたね。ものは考えよう(笑)。さあ、こっから乗ってきたので、あしたから、どういう戦いをしていくか楽しみですね」

―きょう昇格の松本剛が2安打
「良かったね。1打席目にヒット出て、後の打席も、雰囲気は全然、悪くないし、内野安打もまた乗っていくポイントの一つなので。乗ってくれるんじゃないですか」
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―九回に1点を返したことが、あすにつながるのでは
「負けは負けよ。負けは負け、うん」
―1番に万波を置いたのは、起爆剤の役割を期待してか
「いやいや、モイネロくんから2ホーマー打っていたし。そんなに点を取れないかな、というところで期待はしたんですけどね」
―山川に仕留められた。山川の状態が上がってきている印象も
「真剣勝負。山崎くんと山川くんが真剣勝負して、山川くんの方が、野球がうまかったというだけのことでしょ」
―山崎の投球内容は
「真っすぐのスピードが欲しいかな、もっと。インコースにズバーッとね。ストライクじゃなくてもいいから、キレのあるストレートが1球行くだけで、バッターの方がすごく考えるので。あと、ロジンの付け方を控えめに、ということを言っていたので(笑)。あれぐらいだったらいいでしょ。膝から下でポンと。チャチャッとさわって置く。伊藤くんにしても山崎くんにしても相手がいることなのでね。それはものすごいピンチで、もうバッターのことしか考えなくて。ロジンをいっぱいさわって。(そんなケースが)何回かはあるかもしれんけど」
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―手の甲につけるのはおかしいのでは
「いや、でも手の甲が(汗で)ベッタベタになる人もいるらしい。手の甲に、ものすごい汗かいて、手の内側に入ってくる投手もいるので。ファイターズも付ける選手が結構、多いので、そのへんは相手もいることだし、やっていきましょうということを話しました。まあ、(粉の出づらいロジンの)開発が一番いいですね」
―インスタに上げることで、他球団の選手にも届く可能性がある
「ですね。あれ、ベビーパウダーだったとしても付けるんじゃないかな、癖で」
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―付けないと落ち着かない面もあるか
「ダメなんでしょうね。例えば、でもこれがなくなったとしたら。ない中でプレーしければいけないとルールで決まってしまったら(従わないといけない)。まあ、あした。(ソフトバンクと)同じラインに立ったので。何回目の開幕、これ?(笑)。3回目? いいじゃないですか。今年は(並ぶことが)6回ぐらいあるかもしれない。バーンと、盛り上がっていきましょう!」
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