【一問一答】清宮幸太郎 MVP賞金の使い道は「私利私欲(笑)。いい使い方できればいいですよね」
MVPを獲得した清宮=撮影・金田翔
■オールスター第2戦 全パ10-7全セ(7月24日、横浜スタジアム)
日本ハムの清宮幸太郎内野手(26)が「2番・三塁」でフル出場し、3安打2打点1本塁打の活躍で最優秀選手賞に輝いた。サヨナラ本塁打を放ってMVPを獲得した2022年以来2度目の出場で、またしてもお祭り男ぶりを発揮した。試合前、試合後の囲み取材での一問一答は以下の通り。
【試合前】
―きょうもガラポンで打順を決めた
「はい。ええっと、2番です」
―何番目に引いたか
「きょうはキャッチャーから順番に引いていったので、キャッチャー、ファースト、セカンド、サードなので4番目か」
―それで2番だった
「2番を引きました。いいじゃないですか、いっぱい(打順が)回ってくるし」
四回2死、本塁打を放つ清宮
―下位は避けたかった
「そんなことない。でも良かったっす。みんな楽しめたので」
―4番は
「(ロッテの山本)大斗でした。4番・DHかっこ良くないですか」
―最後まで4番が残っていた
「そうです。そうです。4番が残っていて、(ガラポンを)引いていないですけど大斗。なんか1番も(楽天のルーキー)宗山だし、良い感じに」
―逆に驚いたのは
「マンチュウ(万波)じゃないですか。9番。でも、いいじゃないですか。それがオールスター。なかなかないし」
【試合後】
―オールスターを振り返って
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「楽しかったです!」
―雰囲気も楽しめた
「そうですね。こんなに気を抜けてやれることも少ないので、やっぱりオールスター楽しいなって。こうやってMVPも取れて、本当ラッキーなんで。それはみんなが打って勝ってくれたおかげでなので、みんなに感謝です」
一回を終え、西武・今井(右)をたたえる清宮(右から2人目)
―2回出て、2回MVPはすごい
「いや~すごいっすよね。さすがに今年は無理かなと思ったんですけど、取っちゃいました。アハハ」
―ホームランダービーは決勝で惜しくも優勝を逃した。弟さんに優勝賞品の車をプレゼントしたいと話していたが
「ね~。頼まれていたんですけど、それは自分で稼げと(笑)」
―賞金的にはMVP(300万)の方がいい
「確かに。ダービーも勝てたらもっと良かったんですけど、やっぱり(DeNAの)牧さん、さすがだなって」
―賞金の使い道は
「私利私欲(笑)。分からないです。いい使い方できればいいですよね。前回は裏方さんにリュックとかプレゼントしたりしたので、これから考えようかなと思っています」
―自分のために
「何も考えていないです。とりあえず今はうれしい。特に考えていないです」
―車の代わりに弟さんに何かプレゼントを
「あ~いいっすね。それもそれで」
―新庄監督が珍しく褒めていた
「マジすか?」
―力が抜けて、いい打球が飛んでいたと
「うれしいですね。ホームランダービーから、いい打ち方しているねって。(四回の)ホームランの前の打席くらいから、ちょっと話していて。それで打っちゃったので、ホームランダービーのイメージのまま、いけたかなと思います」
四回2死、本塁打を放ち、レイエス(左)、万波(中央)とパフォーマンスする清宮
―何かつかんだ
「どうなんですかね? 分からないです。ハハハ。怖いです」
―2番は打ちやすかった
「やっぱりチャンスが多かったので、シンプルに打席の回数が多いので、ガラポンで2番を引けたのは良かったんじゃないですか。結果的に」
―三塁打が出ればサイクル安打。六回、九回の2打席は狙っていた
「めっちゃ狙っていました。なんならホームランもと思っていましたけど、そんなに甘くない」