高校野球
2025/07/12 11:45 NEW

【プレーバック】南北海道大会1回戦 函館大谷5-12北照(7月12日、札幌円山)

大勝でベスト8入りを果たした北照ナイン=撮影・十島功
※七回コールドゲーム

 

北照が七回コールドで初戦突破

 北照が函館大谷に大勝し、2年連続でベスト8に駒を進めた。序盤に試合の主導権を握ったのは函館大谷だった。一回、1番の渡辺星大内野手(3年)がいきなり三塁打でチャンスメークすると、3番・西村琉旺(るおう)捕手(3年)の二ゴロの間に先制点を奪った。三回には北照の先発・上野翔大投手(3年)から5安打を集め、3点を追加した。

 その裏、北照が反撃を開始。1番・三島賢伸外野手(3年)からの4連打と内野ゴロの間に3点返すと、2死三塁から6番の平山太一外野手(3年)が左翼線への適時三塁打を放ち、試合を振り出しに戻した。そして、四回1死二塁から三島の中越え二塁打で勝ち越しに成功。その後も着実に加点して突き放し、最後は七回に3点を加えて、コールドゲームを成立させた。

 函館大谷は打線は9安打5得点と活発だったが、投手陣が打ち込まれた。先発の湯浅有夢(あるむ)投手(3年)が90キロ台のスローカーブを駆使しながら、二回まで無失点で凌いでいたが、三回に集中打を浴びるなど、3回⅓5失点で降板。2番手以降も強力な北照打線に屈する結果となった。


■初戦を突破した北照の上林弘樹監督(45)
「夏の大会は何があるか分からないなと思ったんですけど、予想以上に(函館)大谷の選手が振ってきた。上野も緊張している感じがあったんですけど、打線がその分、頑張ってくれたと思います」

■勝ち越し打を含む3安打1打点と活躍した北照の三島賢伸外野手(3年)
「思い切りの良い時は調子が良いので、結果はこだわらず思い切り打とうと思ったら、バッティングが良くなりました」

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