高校野球
2025/06/29 20:00 NEW

2年連続突破の札幌大谷 寺町颯太が好相性のモエレ沼公園で3安打3打点【南大会札幌】

3安打3打点と活躍した札幌大谷の寺町=撮影・十島功

■全国高校野球選手権南北海道大会札幌支部予選(6月29日、札幌・モエレ沼公園ほか)
▽Fブロック代表決定戦 札幌大谷11-1札幌稲雲

※五回コールドゲーム

 

すべて初球打ちの適時打3本

 大好きなモエレ沼公園で躍動した。札幌大谷の練習グラウンドから約2キロの位置にある真新しい球場に、寺町颯太内野手(2年)は目を輝かせる。「きれいで開放感がある」。そして、示す結果は言葉よりも雄弁だ。三回無死三塁から左中間へ適時三塁打を放つなど、3打数3安打3打点をマークした。3本とも適時打という勝負強さを見せただけではなく、全て初球を捉えたもの。3スイングで3安打と〝10割〟の打撃を見せ、札幌大谷を2年連続9度目の南大会進出に導いた。

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 このモエレ沼公園では春から6試合の公式戦を戦っているが、寺町は通算21打数10安打、打率.476、13打点と相性抜群。「モエレ沼は好きだなという感じがあるので、振りやすいです」。球場に隣接するモエレ山は、オフの時期に下半身強化のために走り込んだ愛着のある場所。いつも以上に力がみなぎるのか、そんなモエレ山の麓で何度も快音を響かせた。

春から始めたコンディション調整の秘密兵器は

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