《SHINJOの信条》6番に置いた意味、お分かり? 1本じゃ足りんわ(笑)

■セ・パ交流戦2回戦 日本ハム7-4DeNA(6月7日、横浜スタジアム)
―(山崎の起用法に触れ)
「6番に置いた意味、お分かり? 1本じゃ足りんわ(笑)。1本は打つと思っていましたけどね。2本は欲しかったね。打点5。楽しそうにやっているじゃないですか。あのまま完投したら、もっと格好良かったですけどね」
―投手交代でマウンドに行った時は、どう声をかけたか
「惜しかったなと。でもナイスバッティングと」
―6番起用は決めていたのか
「5か6でしたね」
【山崎福也 笑顔で達成 パ投手タイの交流戦5年連続安打 東京か名古屋でもー】
―伏見と並べて
「福也くんの後の伏見くん。逆でも良かったんですけど、それでは燃えないかなと思って(笑)」
―七回は相手が万波を申告敬遠して山崎との勝負を選んだ
「よっしゃーと思った。何か起こると。めったに三振をしない子だからね。初球の甘いボールは手を出してくれるし、しっかり間があるから、付いていけるんですよね」
―打席では笑顔で楽しそうにしていた
「みんな、あの笑顔でいいんすよ。野手陣も。相手はカリカリくるでしょうね(笑)」
―2番に入った五十幡は3安打でいい働きを見せた
「大貫くんの球の軌道は、五十幡くんが合う。あそこから5キロ増しのピッチャーだったら9番でしたね。僕が彼に伝えているバッティングフォームとはちょっと違うんですけど、結果が出ていますからね。たぶん、映像を一番、送っているんじゃないかな。フリーマン(ドジャース)、金慧成(ドジャース)、柳町くん(ソフトバンク)、近本くん(阪神)。だいたい(バットの)軌道が一緒なので」
―理想とはちょっと違うと。どのあたりが違うのか
「極端に直さないといけないんですよ。上から叩いてフライを上げるバッティングから、フリーマンでいっての一、二塁間にスピンがかかって抜いていくゴロ。五十幡くんが出たら嫌ですよね、相手も」
―まだ上から叩いているか
「バッターボックスに入るまでのスイングはいいんですけど、そこからちょっと変わっていくんですよね。追い込まれても変わっていくし。追い込まれる前にああやって打てば、パンチ力があるので。あと、矢沢くんの足も(速かった)。ここからまた、競争。だんだん(チーム全体の打撃の状態が)上がってきているので」
【五十幡亮汰 3安打2打点で勝利に貢献も「もっともっと嫌なバッターに」】
―水谷にもタイムリーが出た
「彼が乗ってきてくれたら、去年を思い出す。あの1本、あの1点はでかかったですね。あとは初回、郡司くんのヒットはうれしかったですね」
―山崎は打席に立つ試合だと、マウンドでの姿も違って見えるか
「リズムに乗れているというか。何か違いますよね。ピッチャーだけの山崎くんと。もっと打順を上げたらもっといいのかな(笑)。ピョンピョンして帰ってきて(笑)」
―一度封印したが、山崎がDHや代打で打席に入る可能性は
「ないない。抹消です」
―次の登板機会で
「ベンチに残しておきたい気持ちもあるんですけど、いろいろな事情があって残せない」
―6番起用は本人にいつ伝えたのか
「伝えていない。そんなに驚きますか? まあ、僕以外はできないでしょうけど(笑)。結果を出してくれるので、信じて6番にして」
【上川畑大悟 あわやの特大二塁打で追加点お膳立て 約2カ月ぶりの安打に「結果を残すしかない」】
―きょうは、レイエスは休養か
「休みです。あれだけ長い残業をさせたので(笑)。あしたはまた考えます」

【金村尚真 8日のDeNA戦に先発 打撃も重要「自分を助けるためにも、なんとか1本出せるように」】