高校野球
2025/05/29 16:15

【プレーバック】春季全道高校野球準々決勝 東海大札幌高2-3北海(5月29日、札幌円山)

4強入りを果たした北海ナイン=撮影・十島功

 

北海が接戦制し春の3連覇へあと2勝

 昨秋の全道決勝と同カードとなった一戦。北海は2年生エース・小野悠真投手、東海大札幌高は、1年生右腕・玉木悠翔投手が公式戦初登板のマウンドに上がった。

 二回、東海大札幌高が先制した。1死から6番・桜庭りき左翼手(3年)が右翼線に落ちる三塁打。2死後、8番・上田就也中堅手(3年)が中前へ先制の適時打。昨秋同様、東海大札幌高が先手を取った。

 北海がすぐ反撃した。先頭の吉川哲太三塁手(3年)が三遊間へ内野安打を放つと、犠打と四球で1死一、二塁。ここで3番・桜井悠也二塁手(3年)が左翼線へ逆転の2点二塁打。続く代打・新谷悠太捕手(3年)が三塁線を破る適時打。リードを2点に広げた。

 東海大札幌高は六回、先頭の山口聖夏遊撃手(3年)、太田勝馬一塁手(3年)の連続二塁打で1点を返した。

 1点差のまま迎えた九回の東海大札幌高の攻撃。4番・八鍬航太朗二塁手(3年)、途中出場の5番・宮崎泰地三塁手(3年)が連続安打で無死一、二塁。犠打で1死二、三塁と逆転の好機。

 ここで左打者が続く打線に対して、北海は左腕・浅水結翔投手(3年)をマウンドへ。後続を三振、遊ゴロに仕留め、ゲームセット。接戦を制した北海が、昨秋のリベンジを果たし、春の全道3連覇へ、あと2勝とした。

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