【一問一答】矢沢宏太 1カ月ぶりに1軍合流 「自分のやれることに集中してやっていきたい」
1軍に合流した矢沢(右)=撮影・桜田史宏
■パ・リーグ6回戦 ソフトバンク―日本ハム(5月20日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの矢沢宏太投手兼外野手(24)が20日、1軍に合流した。4月16日のロッテ戦(ZOZO)で、左翼への飛球を追った際にフェンスに激突。戦列を離れていたが、今月7日に2軍で実戦復帰を果たすと、同9日の楽天戦から出場6試合連続安打を放つなど状態を上げて、1カ月ぶりに1軍へと戻ってきた。試合前取材での一問一答は以下の通り。
―1カ月ぶりに1軍合流
「あまり久しぶり感がない感じで。(松本)剛さんもファームにいましたし、あまり違和感なく練習やれるかなと思います」
―2軍で特に鍛えてきたところは
「今年の1軍の打席の中での考え方とかを、バッティングコーチやアナリストと共有して、その中でこういうのは気を付けた方がいいだとか、いろいろメリット、デメリットというのを話しながら、考え方を整理してやってきました」
―言える範囲で具体例を
「ピッチャーにより、球質により、状況により、いろいろ考えがあるので。企業秘密です(笑)」

―2軍では良く打っていたが、打撃の状態はどうか
「振りにいっているので、ミスショットもヒットになっているというのもありますし、長打も出たりしていたので。ファームの打率ほど良くはないですけど、別に悪くもなく、順調なリハビリを過ごせたかなと思います」
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―1軍の試合は見ていたか
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「はい。2軍は(試合が)お昼なので。リハビリはゲーム前とかにもう終わっていたので、膝を冷やしながら、ご飯を食べながらテレビを、みたいな感じです」
―自分が入った時にどういうプレーを、とイメージしながら
「いろいろなバッター、こういうバッターだったら、こういう配球になるんだな、とかを。客観的にリラックスしながら見られたので、勉強になりました」
―患部は気にならないか
「はい。全然、大丈夫です」

―新庄監督からは何かメッセージは来たか
「けがした時は『何やってんだ』みたいな感じで来ましたし、『ゆっくり、でも急いで治せよ』というふうに言ってもらったので、休むときは思い切って休んで、病院とか治療に行って、リハビリになって、やることはやるという感じで、本当に順調に来られて。それでリハビリのゲームも、9イニング出られるというところで。で、終わって、連戦して戻って来られたので、本当に順調にやれたかなと」
―けがした試合では、直前に落球があった。監督も取り返そうとして、あのプレーになってしまったのではと言っていた
「いや、別にあれを落としたからといって、ボールを取りに行かないかといったらそうでもないですし、僕の技術の部分で、ああいうけがになってしまったので。これも経験だと思って、もっともっと良い外野守備ができるようにやっていきたいなと思います」
―チームは好調。どんなピースになっていきたいか
「1軍にいた時、けがする前、そしてリハビリという中で、自分の課題を持って一打席一打席プランを立てて立っていたので、それを継続して、自分のやれることに集中してやっていきたいなと」
