コンサドーレ
【プレーバック・コメント付き】J2第16節 札幌2ー1富山

■5月17日、札幌・大和ハウスプレミストドーム
先制点許すも途中出場の選手が試合を活性化
北海道コンサドーレ札幌はカターレ富山に2-1と逆転勝ちし、今季6勝目を挙げた。
試合前の時点で14位の札幌と、直近11試合勝利がない15位の富山の対戦。試合開始から前半25分まで、札幌が主導権を握る展開も、決定機をつくれない。そこへ前半35分、アクシデントが起きた。DF中村桐耶(24)が体を投げ出して相手ボールをヘディングでクリアした後、着地で足を痛めて負傷退場。同38分、MF田中宏武(26)が中村に代わり、左SBの位置に入った。
前半44分、ついに均衡が破れた。富山MF伊藤が、札幌が味方同士で交錯するの守備の乱れに乗じて抜け出し、ゴール前へマイナスのパス。富山FW碓井に先制点を決められた。
後半16分、富山が3枚替えして守備を5バックに変えた。その直後に札幌はFWジョルディ・サンチェス(30)に代えてFWアマドゥ・バカヨコ(29)を投入。同23分に、こぼれ球にすばやく反応したバカヨコが滑り込みながら、左足で同点ゴールを叩き込んだ。
なんとしても決勝点が欲しい札幌は、後半38分に3枚替えした。前半38分から途中出場していた田中宏に代え、投入したMF原康介(19)が、キーマンになった。後半45分、ペナルティーエリア手前で原が倒されてFKを獲得。キッカーのMF青木亮太(29)が、ほぼ助走なく右足で蹴ったFKは美しい弧を描きゴール左上に吸い込まれた。富山GK平尾も動けず、見送るしかなかった。後半アディショナルタイム2分に奪った勝ち越しゴール。3試合ぶりの勝利で、勝ち点を「20」に伸ばした。
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