【一問一答】北山亘基 我慢の投球も悔やんだ五回の失点「流れを呼び寄せたかった」
五回1死三塁、オリックス・紅林に適時打を許した北山=撮影・桜田史宏
■パ・リーグ11回戦 オリックス9-5日本ハム(5月14日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの北山亘基投手(26)が先発し、5回3失点で交代した。勝ち負けは付かず。走者を背負いながらも我慢の投球を続け、一定の役割を果たしたが、追加点を与えた五回の投球を反省。次回の巻き返しを誓った。試合後の一問一答は以下の通り。
―5回3失点の内容。振り返って
「シンプルに入り。テンポをつくっていけなかったので、そこはすごく野手陣に申し訳ないなと。悪いなりに、もうちょっとイニングを消費していけたらなというところでしたけど、五回で交代という形になってしまった。五回の失点が悔やまれます。もう一つ、粘りがあれば、もう少し長いイニングをいけたんじゃないかと思うので。悪い流れの中でバチッと切り替えて、ゼロに抑えていけたら。そこが悔しい部分かなと思います」

―一回、先頭に四球を与え、流れに乗れなかったか
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「ボール自体が弱かったわけではないですし、自分のリズムのいい攻め方ができなかったというところが、初回に関しては全てなので。そこに尽きます。最低限のところで見ると、初回の2失点は切り替えて開き直っていく、ということで良かったと思う。問題は五回のところ。(失点を防いで)流れを呼び寄せたかったです。それがしっかりできれば、イニングも1つ、2つ(稼げた)。球数的にはまだいけたと思うので」
一回1死一、三塁でオリックス・中川(右)に犠飛を許した北山(中央)
―次回登板に向けて立て直す部分は
「メカニクス的に、初回は(フォームの)開きが早かった部分があって。登板前の感覚でも気になる部分があったので、次は絶対にないように。細かいことですけど、そこはクリアにしていきたい。体自体は元気。二回からセットで投げたりしたんですけど、力を入れたら球速も出ましたし、そこの心配は全くないです。本当に微調整です」
―割り切って次に
「長いシーズンと捉えたら、こういう時もあると思うので、切り替えて次はしっかり、やり返すつもりでいきたい」
