【一問一答】石井一成 母の日に今季1号2ラン「好きそうだなと思って」贈ったプレゼントは…
二回1死一塁、1号2ランを放ち、チームメートとハイタッチを交わす石井=撮影・宮永春希
■パ・リーグ8回戦 楽天0-4日本ハム(5月11日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの石井一成内野手(31)が、今季1号2ランを含む2安打3打点でチームの4連勝に大きく貢献した。今カードの楽天3連戦は計8安打4打点と絶好調だ。試合後のヒーローインタビューと一問一答は以下の通り。
【ヒーローインタビュー】
―おとといもお立ち台に上がった。今の心境は
「自分が一番びっくりしているんですけど、ホームでヒーローになれることはとても幸せです」
―本塁打を放った二回の第1打席。どんな気持ちで打席に入ったか
「ランナーがいた状態だったので、何とかつなぐ気持ちで行った結果、スタンドに入ってくれたのでうれしかったです」
二回1死一塁、石井が1号2ランを放つ
―手応えは
「手応えは十分でした」
―母の日。お母さんはどんな人か
「今、栃木で田植えの時期なんですけど、いろいろ頑張ってくれている。日頃から、小さい頃からサポートしてくれたおかげで、こうやって野球ができているので、本当に感謝したいです」
お立ち台で笑顔をみせる(右から)石井、吉田、古林=撮影・松本奈央
―リーグ最速20勝。今後に向けて
「きょうは母の日ということで、来ていただいているお母さま方、いつも男の世話と、子どもの世話とお疲れ様です。家庭に帰ったらかなりストレスがかかると思います。お察しします。でも、エスコンに見に来てくれるときは、ストレスフリーに見ていただけるように、ピッチャーも野手も頑張っていきたいと思いますので、温かい声援よろしくお願いします」
【試合後取材】
―本塁打の場面は、難しいボールだったが
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「うまく反応できて、思ったより飛んだのでびっくりしました」
二回1死一塁、1号2ランを放った石井
―この3連戦で3安打、3安打、2安打と打ちまくった。手応えは
「分からないです、全然。びっくりしすぎて。こんなはずじゃなかったんですけど(笑)。良い方に転がって良かったです」
―最終的には申告敬遠も
「はい。初めてじゃないですかね、人生で」
―今までなかった
「ない、ない、ないです。絶対勝負でしょ。良い経験になりました」
―好調の要因は
「体の状態が良いので、そこが好調の要因かなと思います」
六回2死一、三塁、適時打を放った石井
―母の日。お母さんに伝えたい気持ちは
「やっぱり、ずっと試合を見てくれていて、幼少期から一番お世話になったので、少し親孝行ができたかなと思います」
―好きな手料理は
「なんだろう。カレーですかね。カレーうまいですね。市販のやつ(笑)」
―石井家は米農家。お米は
「いや、自分ちのですよ、それは(笑)」
―普段から、お母さんにお米は送ってもらっている
「もちろん。足りなくなったらすぐ送ってくれるので」
―元気の源に
「そうですね。もちろん、主食なので。パンも食べますけど、米を送ってくれるので、いつもお世話になっています」
―今は田植えで忙しいのか
「忙しいと思います」
―母の日にプレゼントしたりは
「バウムクーヘンと、コーヒーのセットみたいなのを送りました」
―お母さんの好きなもの
「いや、適当に送りました。好きそうだなと思って」
―毎年やっているのか
「毎年、何かは贈っています」
二回1死一塁、1号2ランを放った石井(手前右)を迎えるチームメート
―コンディショニングの工夫は
「睡眠ですね。睡眠時間をめちゃくちゃ確保しています」
―何時間ぐらい
「8時間は寝たいです。寝られるんだったら12時間ぐらいまで寝られるので。寝られるときに寝ます」
―追い込まれてからのホームラン。どういう待ち方かだったか
「真っすぐにずっと差されている印象だったので、真っすぐから待つ意識でいました。変化球ももちろんいいですけど、真っすぐのタイミングだったら何とか対応できるかなというところで」
―下位打線の方が気持ち的に乗りやすいか
「そうですかね。上を打つやつはいっぱいいますし、下でつないで、また点数を取れれば、良い状態で上位につながっていくので、そこは良い循環かなと思います」
―大きいのは狙わないか
「状況によります。長打は消したくないので、ああいうところで出していけたらいいなと思います」
二回1死一塁、1号2ランを放った石井
―もし魔法が使えたらという質問に、「一年中、稲作」と書いてあったが
「いいじゃないですか、それは(笑)」
―昨今の米不足を解消するために
「その、春夏秋冬、全部米取れたらいいなという思いです。そんな深いやつじゃない。掘り下げるのやめてもらっていいですか(笑)」
―おもしろかった
「ありがとうございます。切実な長男の思いです(笑)」
―新庄監督から、好調の間に声をかけられたことは
「やっぱり、(打球を)引っ張ってほしいということはずっと言っていただいていて、ファームにも打席に立ちにいかせてもらったんですけど、その時に少しずつ打つポイントが良くなってきたので、本当に監督のおかげだと思います」
二回1死一塁、1号2ランを放った石井(右)を迎える新庄監督
―打撃が良いと、守備にも良いリズムができるか
「どっちかと言ったら守備からリズムをつくる方なので、二遊間ですし、守備からという気持ちの方が大きいですね」
―人工芝には慣れたか
「もうだいぶ慣れました」
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