ファイターズ
《ハム番24時》5月6日

浅間が安打を放って出塁すると、一塁コーチャーの谷内内野守備走塁コーチと頭をコツンとぶつけ合う。どこか既視感があるパフォーマンスについて、ようやく本人に聞くことができた。
「谷内さんがやりたいというので、しゃあなしでやっています」とニヤリ。「まあ、パクリですけどね」と日本ハムで一緒にプレーした大先輩、ドジャースの大谷がやっていた〝ヘッドバンプ〟のオマージュだと明かしてくれた。
提案したのは、まさかの谷内コーチ!? 浅間の言葉をそっくりそのまま伝えると、こんな返答があった。「そんなわけないでしょ。どう考えても、発案者はあっち」。試合直前のウオーミングアップ中、「きょう(安打が)出たらやりましょう」とお願いされ、承諾したという。
新パフォーマンスのポイントは「いかに真顔でやるか」。しかし、最近は披露できていない。谷内コーチは「しょっぱな(安打が)出て。そこから…凡打の嵐。本当にそれ以降、塁に出てこない。どうしちゃったのかなって。やりたいんだったら、出てください」と、ぼやいていた。
こんなやりとりができるのは、仲が良いからこそ。2人の頭コツンがもっと見たい。