ファイターズ
《ハム番24時》5月4日

前日3日の西武戦(エスコン)で、玉井が2年ぶりの登板を果たした。久しぶりに登場曲の「ラストチャンス」が球場に流れ、こちらも感極まりそうになった。兄貴分と慕う宮西からは、どんな声をかけらたのだろう。この日の試合前、本人に「先輩は泣いていたか?」と尋ねてみた。
真顔で「ああ、泣いていましたね。ブルペンで号泣していました。おまえしかおらんって言われました」と切り出し、「そんなワケないじゃないすか!」とノリツッコミを披露。実際のやりとりは、〝みやたま〟コンビらしさ全開だった。
「球速(1)46(キロ)とか、出たんですけど。いちゃもんつけられて終わりました。実際、出ていないやろう。おかしいやろうって」。ねぎらいの言葉ではなく、なぜかクレームだったという。
レジェンド左腕の熱いゲキに、玉井は「いつも通りですね。2軍ではそういうのがなかったので、1軍だなって思いましたね」としみじみ。いつものことながら、この2人の関係性は唯一無二の魅力がある。