ファイターズ
《ハム番24時》5月2日

先日、鎌ケ谷での取材中、試合前練習を終えた中島と話をする機会があった。近況を尋ねてみると、苦笑いしながら明かしてくれた。
「玉井がいなくなったので、友達いなくなりました。一番の友達だったので、休み前めっちゃ暇ですもん。いつもアイツと飯行こうかとなるんで」。同世代の玉井が、先月25日に今季1軍初昇格。喜ばしいことだが、ちょっぴり寂しそうだった。
2軍は20代前半の若い選手が多い。その中で、2学年下の道産子右腕は貴重な存在だった。「(今は)スギちゃん(杉浦)とかいますけど。新しい友達を見つけないといけない」と話していた。
とはいえ、年の離れた後輩たちとも積極的に絡んでいる。「ゾノとかウタとか、そのへんはよくイジっています」。高卒4年目の有薗、阪口をかわいがっているそうで、育成ルーキーの渋谷に気さくに声かけしているシーンも見かけた。
試合の出場機会は決して多くないが、ベンチで声を出し、盛り上げていると聞く。若い選手たちにとって、その姿はいいお手本になっていることだろう。