冬季スポーツ
2025/01/09 20:30

「スマイルジャパン」代表メンバー発表 4大会連続の五輪切符へ2月の最終予選勝ち抜く

ゲッツで意気込んだ出席者。左から飯塚監督、DF小池、DF細山田、ラミレス連盟理事=撮影・十島功

2月6日から苫小牧で冬季五輪最終予選

 日本アイスホッケー連盟は9日、東京都内で記者会見を開き、2月6日から9日に北海道・苫小牧で開催されるミラノ・コルティナ冬季五輪女子アイスホッケー最終予選に出場する日本代表「スマイルジャパン」メンバー23人を発表した。会見に出席したDF小池詩織主将(31、道路建設ペリグリン)やDF細山田茜(32、道路建設ペリグリン)などの経験あるベテランに若手選手を融合させて、2014年のソチ五輪から続く4大会連続5回目の出場をつかみにいく。

世界ランキング7位も飯塚監督に慢心なし

 何が起こるか分からない最終予選だが、圧倒して予選を突破する―。世界ランキング7位の日本は中国(同12位)、フランス(同13位)、ポーランド(同20位)と総当たりのリーグ戦を行う。五輪切符を手にすることができるのは予選1位のみ。特に、6日の初戦で相まみえるフランスへの警戒度を高める。昨年12月にも対戦したが、2-3で敗れているだけに飯塚祐司監督(50)は「ランキング通りに収まるということはない」と現在の指標は気にすることなく、一戦必勝を誓った。

小池主将が苦労重ね世代間の融合進む

 6位だった22年の北京五輪から世代交代が進んだ。多くの若手選手も日本代表に名を連ねるようになり、世代を超えた融合がテーマだった。北京五輪後にキャプテンに就任した小池主将は「世代ごとに集まってしまっていた」と当初は苦労していたようだが、自らいじられ役を買って出るなどして、若い選手との距離を縮めていった。時の経過と共にベテラン、中堅、若手のチームワークは高まり「仲の深いチームになってきている」と胸を張った。

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