ファイターズ
《岩本勉のガン流F論》お立ち台の2人を見て思い出したオバンドーとの友情
■パ・リーグ9回戦 楽天2ー5日本ハム(6月22日、エスコンフィールド北海道)
胸が熱くなったタイムリーコメント
解説席から声を発しながら、胸が熱くなった。二回、1点差に詰め寄り、なおも2死二塁。この日、1軍に昇格したばかりの福田光が同点打を放った。球団から送られてきたタイムリーコメントにはこう記されていた。一部ではあるが、「今までやってきたことしか出ない」。この文言にグッときた。
2軍でも腐らずに全力プレー 「チャンス来えへんかなぁ」
今月上旬、鎌ケ谷でイースタン・リーグを解説した。2軍でも、しっかりフルスイング、全力疾走する福田光の姿があった。当然のことではあるが、これがなかなかできない。ファームに落ち、腐ってしまう選手を何人も見てきた。なんとかチャンスが来えへんかなぁ。福田光を見ながら、そう思っていた。
歯を食いしばって反復練習してきた男の言葉
「今までやってきたことしか出ない」。それは自信の裏返しだろう。自分を信じ、行動してきた男が口にする言葉には説得力がある。「こうやりたい」、「ああなりたい」ではないのだ。歯を食いしばって、汗と泥にまみれながら反復練習してきたからこそのフレーズだった。