ファイターズ
2024/05/08 22:20

金村尚真 今季初先発は4回2失点 試合後はピッチングを冷静に分析

今季初先発で4回2失点だった金村=撮影・松本奈央

■パ・リーグ7回戦 日本ハム1ー3ソフトバンク(5月8日、みずほペイペイドーム)

試合後は反省しきり 「次回登板までに修正したい」

 中継ぎから配置転換した日本ハムの金村尚真投手(23)が8日、みずほペイペイドームで行われたソフトバンク戦で今季初先発。目安にしていた75球を投げて4回2失点だった。

 「三者凡退の回を一度もつくれずに、攻撃の流れを持ってくることができませんでした。変化球が高めに浮いてうまく制御できず、カウントを悪くしてしまう場面が多かったので、次回登板までに修正したいです」。新たなスタートを切った2年目右腕は、冷静に投球を振り返った。

立ち上がりの大切さを再認識

 久々の先発マウンドで教訓を得た。「初回、先頭打者をいきなりツーベースで出して、1点を取ってもらっていましたし、あそこを0点でいったら流れは違かったと思う。初回の入りは大切だなと、あらためて実感しましたし、うまくまとめようとしすぎた。まとめようとしすぎたせいで、甘く入った部分もあったので、次回は初回を大切にするのと、一回一回大切にやっていければなと思います」

 1点を先取してもらった直後の一回。先頭・川村に初球を二塁打にされ、出はなをくじかれた。1死三塁から柳田は右飛に打ち取ったが、続く4番・山川には勝負を急ぎすぎた。初球は空振りを奪ったが、2球目152キロを詰まりながらも右前へ運ばれた。

山川に浴びた同点のポテンヒット 「余裕がないなと感じた」

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