ファイターズ
2024/04/30 23:25

万波中正 勝ち越しを呼び込む15打席ぶりH 「大人になった」と実感したドラフト同期対決

八回、先頭で中前打を放った万波=撮影・小田岳史

■パ・リーグ4回戦 日本ハム2ー1西武(4月30日、ベルーナドーム)

価値ある一打 4番の犠飛で生還

 日本ハムの万波中正外野手(24)が30日、西武戦(ベルーナドーム)に「3番・DH」で先発出場。1ー1の八回に3試合ぶりの安打となる中前打を放ち、マルティネスの決勝犠飛を呼び込んだ。

 3打席凡退で迎えた八回先頭の第4打席。代わったばかりの2番手・本田が投じた初球を豪快に中前へはじき返した。相手中堅手が後逸している間に三塁まで進み、続くマルティネスの左犠飛で勝ち越しのホームを踏んだ。

納得のヒット 「いい打席で強い打球だった」

 15打席ぶりの快音に「久々すか? マジか! 4ー2の打った(27日の)試合の最後からだから、3試合ぶりとかですか。まあまあ」とニンマリ。「あまり気にしていなかったですけど、いい打席で強い打球だったし、最高の出塁だったのかな。グワチョ(マルティネス)はありがたいなと思いますし、(先発の山崎)福也さんも踏ん張ってくれたのでみんなに感謝です」と、うなずいた。

八回無死、中前打を放つ万波=撮影・金田翔

 

昨季大ブレークの24歳 主力で迎えるプロ6年目

 昨季は25本塁打を放ち、ゴールデン・グラブ賞とベストナインを初受賞。一躍ブレークを果たし、主力選手の仲間入りを果たした。今年でプロ6年目を迎え、ちょっぴり大人になったと実感する出来事もあった。

4月27日のオリックス戦 あの男と初対決

あわせて読みたい