日本ハム選手が同学年のチームメートを紹介する連載企画『アイツらのことならオレに聞け！』の第７回は、再び２０００年度生まれ。今度は、今季２５本塁打を放ち、アジアチャンピオンシップでも大会ベストナインに選出されるなど、大ブレークを果たした万波中正外野手（２３）が紹介役を務める。厳しい指摘は愛情の裏返し?! 人気選手が揃った個性派集団を万中がぶった切る！
※取材は１０月中旬

　※同企画では道新スポーツデジタルが、さまざまな年代を独自にピックアップ。各年代の代表者（複数いる場合もあります）がメンバーの呼び名と素顔をぶっちゃけます。まだまだ続きますので、乞うご期待ください！

『ならま』…奈良間大己内野手

「最初は静かなのかなって思っていたんですけど、めちゃめちゃうるさいです。だいぶ猫かぶっていた。ヒーローインタビューも、まだ猫かぶっています。同学年だけじゃなくて、ロッカーでも一番うるさい。ムードメーカーですね。すごいチームを明るくしてくれています。いっつも元気」

『たみちゃん』…田宮裕涼捕手

「同期の中で一番、周りが見えている。一番、気を遣えるのがたみちゃん。僕ら、特に高卒の５人（他に吉田、野村、柿木）で、たみちゃん以外の４人はみんな、自己主張が強いって言ったら変ですけど、特徴的なやつらなので、たみちゃんが一歩引いて、気を遣ってくれている」

『かきぎ』ｏｒ『れん』…柿木蓮

「どっしりしていますね。動じないです。すごい落ち着いている。大人っぽい。１８歳の時から、そんな雰囲気でした。頭は良くないと思うんですけど、すごい懐が深い感じがあります。どしっとしていますね。結構、先輩たちにはイジられているんですけど、返し方もうまくて、器のデカさを感じます」

『ジェイ』…野村佑希内野手

「意外に喜怒哀楽があるタイプ。激しいものを持っている。万波、吉田、野村はそうですね。ジェイ以外はイメージ通りだと思うんですけど、意外にジェイもめちゃくちゃ熱くて、メラメラしています。パッと見だと分かりづらいと思うんですけど、僕らの代で、一打席一打席、一番悔しがったりしているのはジェイ。悔しい気持ちがめちゃめちゃ見える。我慢しながらも悔しがっている感じが伝わってくる。みんなが思っている以上だと思います。野球と離れたら、穏やかですけどね」

『たつき』…水野達稀内野手

「たつきも大人ですね。（２０００年度組で）唯一の既婚者ということもあって、そんな感じがします。社会人経験も、今までのメンバーになかったところ。たみちゃんと重複してしまうんですけど、周りが見えている。一歩引いた位置から、周りをちゃんと見ているなって。バランスを取って、何にでも合わせられるような感じ。結婚しているって、一つ人生のステージが違う感じがしますね」

『やざわ』ｏｒ『やざ』…矢沢宏太投手兼外野手

「矢沢はもう、全てをナメている（笑）。常に人をおちょくっているので。ひょうひょうとしている。先輩も平気でイジったり、ナメていますね。誰と関わっている時でも同じですね。先輩との感じの時もそうだし、同級生でご飯に行った時も一緒。常に誰かをおちょくっている。ちょうどいい、ギリギリのラインをいつも綱渡りしているタイプです。でも愛嬌があるので」

『かねむら』…金村尚真投手

「島んちゅ（しまんちゅ）って感じ。本当にゆったりしています。何をしていても、節々にフワッとしている感じがある。あと、飯食いに行ったら酒を飲む。たぶん、めちゃめちゃ強い。ハブ酒飲んでいた。ジェイも強いですけど、金村はあんまりペース配分とかしないタイプ」

『まつおか』…松岡洸希投手

「移籍して来る前は交流がなくて、関わりがまだ少ないんですけど、最近話すようになった。もっと静かな感じかなと思っていたんですけど、すごいよく喋るやつだった。すごく明るいです。 せっかく年が一緒なので、これからもっと仲良くしていきたい」

『こうせい』ｏｒ『エース』…吉田輝星投手

「うちのエースですか。とにかく、しゃばい。愛すべきバカ。僕は本当に大好きです。何て言ったらいいんですかね、もうしゃばいとしか言いようがない。いろんな発言もそうだし、メラメラしているし、ギラギラしているし、良い意味で入った時から変わっていないから、僕はめちゃめちゃ好きです。今どきな感じじゃなくて、良い意味でスマートじゃない感じ。こうせいは、めちゃめちゃイジられる方です。本人はイジったりしたいんでしょうけど、それも全部カラ回っちゃう。うまく言葉にできないんですけど、しゃばいんです。僕とかジェイはエースって呼ぶんですけど、うちの代のエース。本人もまんざらでもない感じというか、誰とは言っていないのに、エースって言ったら確実に自分を呼んでいるんだろうなっていう反応をしてくる。そういうところも最高」