プロスポーツ
2024/04/25 18:20

レバンガ&コンサドーレが札幌市北区と連携協定 スポーツ教室や無料招待などで協力

レバンガとコンサドーレが札幌市北区と連携協定を結んだ。左から折茂代表(レバンガ)、佐藤伸二区長、河合CRC(コンサドーレ)=撮影・西川薫

折茂代表と河合CRCが出席

 札幌市北区は4月25日、B1レバンガ北海道とJ1北海道コンサドーレ札幌を運営する株式会社コンサドーレ、一般社団法人コンサドーレ北海道スポーツクラブと「北区の魅力あるまちづくり推進に係る連携協定」を締結した。

 両クラブとも札幌市とは連携協定を結んでいたが、北区とは初めてで、締結後の会見にはレバンガから折茂武彦代表(53)、コンサドーレからはスポーツダイレクターでもある河合竜二CRC(45)が出席した。7月28日に北区体育館で開催する「北区少年少女スポーツ大会」でバスケットボール教室とバドミントン体験教室を実施。今後は両クラブの公式戦に区民を招待する計画も模索するなど、まちづくりに貢献していく。

昨年の「北区少年少女スポーツ大会」にレバンガ現役選手らが参加

 バスケット教室は2年連続の実施で、昨年はレバンガの現役選手とアカデミーの指導者が派遣され、大好評だった。折茂代表は「プロ選手が行くと、子供たちのワクワクや笑顔が見られる。日頃、なかなか運動していない子供たちにとっても、運動の楽しさだったり、健康でいることの大事さを、プロスポーツ選手から伝えていくことも大切なこと。こういった活動は継続してやることが意味がある。50年ぐらい続ける覚悟で、しっかりと地域貢献や、子供たちのためにやるべきことを考えながら進めていきたい」と今後も継続していく方針だ。

プロ選手に触れることが大事

 河合CRCは自身の経験を重ね、スポーツ教室開催の意義を強調。「僕自身、幼少期にサッカー選手と直にサッカー教室を通じて、触れ合う機会があった。その時のワクワク感だったり、こんな身近にこんなにうまい選手がいるんだって感じたことを今でも忘れていない。サッカーではプロサッカー選手に触れてもらうことが大事。北海道のバドミントン競技人口は、東京に次ぐ国内2位。北区の皆様にバドミントンを通じてチームワーク、努力することの大切さ、夢を持つことの大切さが、プレーを一緒にすることによって感じてもらえることが、一番大事。交流を通じて、子供たちが夢を持てるような、そんな機会が実現できたら」と熱く語った。

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