移籍後３試合で２連勝中

　日本ハムの山崎福也投手（３１）が、２３日の楽天戦（楽天モバイル）に先発する。移籍１年目の今季は３試合に登板。強敵のソフトバンクから２勝を挙げるなど、チームの躍進を支えている。頼れる左腕は杜の都でも好投を披露し、連勝街道を突き進むつもりだ。

疲労を溜めずにじっくりと調整

　快投から１週間。好調を維持するため、細心の注意を払いながら調整を進めてきた。心掛けたのは「疲れを溜めないように、投げすぎないこと」。自らの体と向き合いながら、じっくりと爪を研いできた。

楽天へのリベンジに闘志燃やす

　対戦相手の楽天とは開幕２カード目に対戦し、七回途中３失点。新天地でのデビュー戦で、悔しい黒星を喫した。楽天は現在リーグ５位と波に乗れてないが、慢心は一切なし。「浅村選手には一発があるので注意したい。あとはやっぱり先頭を出したくないですね」と、リベンジへ向けて静かに闘志を燃やした。

気温は関係ない

　４月の仙台はまだ寒く、屋外でのナイター開催は環境も敵となり得る。ただ、寒さには強いタイプで、「ピッチャーは基本的に投げているので、あまり寒さを感じない。気温は気にせずやっていきます」と、心強いコメントを残した。

前回登板からチームが４連勝中

　チームは山崎が登板した１６日のソフトバンク戦から、引き分けを挟み４連勝中。北山、加藤貴が２戦連続で完封勝利を飾るなど、最高の形でバトンが巡ってきた。「僕も負けていられない。もっと良い投球ができるように頑張りたいと思います」。高め合う投手陣の流れに乗り、ベストパフォーマンスを発揮する。