ファイターズ
2024/04/13 19:55

「唯一無二」目指す鈴木健矢が有言実行の火消し成功 快投のコツは「相手と呼吸を合わさないイメージ」

六回のピンチをしのぎ、先発の加藤貴(右)とタッチする鈴木=撮影・松本奈央

■パ・リーグ2回戦 日本ハム1-5オリックス(4月13日、京セラドーム大阪)

六回のピンチに登板して併殺斬り

 難しい役回りを、平然とこなして見せた。日本ハムの鈴木健矢投手(26)が、0-1の六回1死一、二塁で登板し、オリックスの4番・セデーニョを併殺斬り。相手は先発の宮城が快投を続けており、絶対に追加点を与えられない場面で、完璧な結果を残した。

 「結構シビアな場面でしたけど、ずっと投げる気持ちはつくっていました。抑えられて良かったです」

逃げることなく「最高の結果」

 スクランブル登板は、想定内だ。長打が怖い外国人との対戦だったが、逃げることなく堂々とストライクを投げ込んでいった。133キロの直球、91キロのカーブで追い込むと、ボール球を2球はさみ、最後は膝元へのシンカーで遊ゴロ併殺。「一人斬ることが最優先だったので、ゲッツーはできすぎたというか、最高の結果になりました。右(打者)はもともと、相性的にも良かった。ただ、セデーニョには去年打たれているので、そこは慎重にいこうと、(捕手の伏見)寅威さんとも話しながら、しっかりインコースもつけて、良かったと思います」と優しい笑顔を見せた。

今季2試合目で最も心がけたのは

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