ファイターズ
2024/04/06 19:50

サブマリン右腕の鈴木健矢 今季初登板で2回無失点 好投の要因は爆睡?

今季初登板の鈴木は2回無失点と好投した=撮影・松本奈央

■パ・リーグ2回戦 西武5ー2日本ハム(4月6日、エスコンフィールド北海道)

五回から2番手登板 無安打無得点の好リリーフ

 日本ハムの鈴木健矢投手(26)が6日、エスコンフィールド北海道で行われた西武戦に2番手で登板した。4点ビハインドの五回からマウンドへ上がり、2イニングを無失点で切り抜けた。

 待ちに待った、今シーズン初の登板機会。緩急を自在に操る投球術で、西武打線を封じ込めた。五回を3者凡退に抑えると、続く六回は先頭打者に死球を与えながらも、後続をシャットアウトした。

コントロールに苦慮も「とにかくゾーンで(勝負)というイメージ」

 持ち味を十分に発揮し「(登板の)間が空いていたので緊張しました。きょうはコントロールが良くなかったので、とにかくゾーンで(勝負)というイメージでした」と上々の結果に胸をなで下ろした。

想定外の緊急登板にも動じず

 出番は突然だった。先発の加藤貴が四回につかまり、まさかの4失点。左のエースが早々と降板を余儀なくされても、動揺や焦りは一切なかった。「高校の時から緊急登板をやってきて、社会人でも多かったので慣れています」。優れた対応力で、この日も難しい役割を果たしきった。

前向きな割り切り 「起用法はこっちでコントロールできない」

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