ファイターズ
2024/04/06 00:50

田宮裕涼 自身初の猛打賞をマーク ブレーク中の23歳が「カッコイイ」と憧れるアイドルは

五回、先頭の田宮(右)が中前打を放ち、ガッツポーズを見せる=撮影・井上浩明

■パ・リーグ1回戦 西武2ー3日本ハム(4月5日、エスコンフィールド北海道)

売り出し中の6年目 「6番・捕手」でフル出場

 日本ハムの田宮裕涼捕手(23)が5日、エスコンフィールド北海道で行われた西武戦に「6番・捕手」で出場し、プロ入り後初めて3安打の猛打賞を記録した。プロ6年目の今季は初の開幕1軍入りを果たし、開幕マスクもかぶった。正捕手定着へ向け、シーズンをどこまでも走り抜ける。

先発の伊藤は7回2失点 全5投手を巧みにリード

 守っては先発の伊藤から全5投手を好リードした。「自分的には一番に大海さんを勝たせてあげたいなと思っていたので、守備のことばかり考えていました」。守備面に集中していたというが、持ち味の打撃でも勢いが止まらない。この日の相手先発は、高卒2年目に2軍で初ホームランを打った今井だった。

バットでも存在感 二回の第1打席では驚異的な粘り

 二回の第1打席はファウルを重ねて驚異の粘りを見せた。「打ち取られるなら球数を投げさせようと思っていった結果」。最後は159キロ直球に見逃し三振に倒れたが、14球を投げさせ、球場をどよめかせた。

 五回の先頭で迎えた第2打席は中前打をマーク。七回無死二塁の場面では左前に運び、チャンスメークした。延長十一回、先頭で迎えた第5打席は直球を鮮やかに中前へはじき返した。

五回、先頭の田宮が中前打を放つ

 

現在リーグトップの打率.529 先発出場の全試合でヒット中

 「3本目とか考えずに、ずっといい打席を送りたいなと毎打席、毎打席を送っていた。その結果、3本出たのかなと思います」。開幕から先発出場した5試合全てで安打を放っており、打率はリーグトップの.529。ヒットが途切れない。

七回無死二塁、田宮が左前打を放つ=撮影・松本奈央

 

「カッコイイです。人として好きです」と敬愛するアイドルは…

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