ファイターズ
2024/03/20 19:45

4回4失点の道産子左腕・根本悠楓 開幕ローテ当確ランプ灯せず「ああいう投球をしていたら…」

四回1死、ヤクルト・赤羽に左越え本塁打を浴びた根本=撮影・小田岳史

■オープン戦 日本ハム2-8ヤクルト(3月20日、神宮球場)

ヤクルト戦に先発も不発

 ラストアピールは、不発に終わった。日本ハムの根本悠楓投手(20)が20日、神宮球場で行われたヤクルトとのオープン戦に先発し、4回4失点(自責3)と苦しんだ。目標とする開幕ローテーション入りに当確ランプを灯すことはできず、ピッチングの修正を自らに課した。

悪条件に制球定まらず

 プレーボール直前に雨が降り出し、強風が吹き付けた。悪条件のマウンドは、道産子左腕を味方してくれなかった。立ち上がりから引っかけたり、うわずったりとストレートの制球が定まらず、ボールが先行。カウントを稼ごうと甘く入った1球を、ことごとく痛打された。

真っ直ぐをもう少し修正できれば

 「初回の入りから、ちょっと良くない感じでした。二、三回と修正できれば良かったけど、ずっと真っすぐの抜けがあった。そこをもう少し修正できれば、違った結果になったんじゃないかと思います」

スライダーに活路を求めるも

 軸となる直球が乱れては、投球の組み立ては難しい。立て直しを図った左腕は生命線のスライダーに活路を求め、多投した。ただ、1つの球種で抑えられるほど、プロの世界は甘くない。

弱気になる部分

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