昨秋に続く日本代表入り　６、７日に欧州代表と激突

　日本ハムの万波中正外野手（２３）と根本悠楓投手（２０）が、野球日本代表「侍ジャパン」の一員として６、７日に行われる「カーネクスト　侍ジャパンシリーズ２０２４　日本ｖｓ欧州代表」に出場する。昨秋の「アジアプロ野球チャンピオンシップ」に続いて日の丸を背負う２選手が意気込みを語った。

胸躍る代表メンバーとの共闘　万波「いろんな人の話を聞いてみたい」

　新庄監督から唯一、レギュラーを確約されている万波は「（今秋の）プレミアに（１２）つながるようなアピールができればいいなと思います」と気合十分。「ホントすごい選手が集まるので。若い人も、経験がある選手も。いろんな人の話をできれば聞いてみたい」と胸を躍らせる。

ソフトバンク近藤＆ヤクルト村上をロックオン

　今回の強化試合は、昨春のＷＢＣで世界一に輝いたメンバーも名を連ねる。「まずその２人に」と名前を挙げたのは、横浜高の大先輩でもあるソフトバンク・近藤とヤクルト・村上。「近藤さんにはオフに何をやっていたのか。いろんな映像では見たりしていましたけど、実際に本人の口から、いろいろ聞きたいですし、あとは村上さんだったり」と思いを巡らせた。

大学生４選手にも注目　「ホントすごい楽しみ」

　次世代のスター候補も気になるところ。今秋のドラフトの目玉でもある明大・宗山らも選出されており、「大学生４人の実際のプレーを見るのも、ホントすごい楽しみだなと思っています。プロの選手が選ばれるところに４人も選ばれるのは、期待感みたいなのがすごくあります」と興味津々だった。

万全調整の道産子左腕　短いイニングでの登板を予定

　昨秋の国際舞台で大活躍した根本は「キャンプからやってきて、だんだん良くなっているので、楽しみな気持ちでいっぱいです」とニッコリ。チームでは開幕ローテーション争いを繰り広げているが、短いイニングでの登板となりそうで「全力で投げるだけだと思うので、いい感じで終われればいいかなと思います」と意気込んだ。

リーグ３連覇中の左腕を〝直撃〟だ！

　人見知りを自認する道産子左腕だが「いろんな選手がいる。同級生も多い。どういう取り組みしているのか聞いてみたいです。（オリックス）宮城さんとか」

　入団当初から参考にしているサウスポーに「試合でどういうイメージで投げていますか、とは聞きたいと思っています」とアタックすることを誓った。