コンサドーレ
2024/02/13 17:00

《平川弘のCool Eye》新キャプテン荒野は「鉄板」のレギュラーになってほしい

 沖縄での1次キャンプを終え、14日から熊本での2次キャンプが始まる札幌。長期キャンプでそのままシーズンインと精神的にもきついだろうが、それは札幌の宿命。2026年から秋春へのシーズン移行が決まったので、それまでの辛抱だ。

ケガ人多くチーム作り遅れた沖縄キャンプ

 キャンプは長いが、長期間寝食を共にしてコミュニケーションを図れるのは札幌の強みでもある。特に今季は主力の顔ぶれが変り、入れ替わりが多かったので、キャンプでチームとしての共通理解を深められるのは大きい。沖縄キャンプではケガ人が多く出て、トレーニングマッチの結果も良くなくチーム作りが遅れていた。しかし、最後の鳥栖戦では主力組で戦った90分で1-0と、やっとJ1相手に結果を出し、ペトロヴィッチ監督は胸をなでおろした。ただ、相手の鳥栖もかなり調整が遅れており、手放しで喜べない面があるのも事実。

大森は公式戦で結果残すまで気を抜くな

 沖縄では大森がゴールを量産しワントップのポジション争いでインパクトを残した。現時点では開幕スタメンの最有力候補だと思うが、ケガ人が戻ってくる熊本ではどうなるか分からない。熊本では開幕、実戦を想定した戦術トレーニングの詰めが行われる。大森はまだ気を抜いてはいけない。公式戦で結果を残すまでは。

荒野は言いづらいこともズケズケ言えるタイプ

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