ファイターズ
2024/01/27 22:45

伊藤大海が野球振興へ熱き思い「僕も盛田さんにきっかけをもらった」未経験者の体験会実施

ウオーミングアップを兼ねた鬼ごっこで必死に子供たちを追う伊藤(右)=撮影・中田愛沙美

アクセサリー契約の「taitai」主催

 日本ハムの伊藤大海投手(26)が27日、アクセサリーの契約を結ぶ「taitai」が主催する野球教室に参加した。二部制で行われ、午前中は野球未経験の子供たちを対象とした体験会を実施。イベント開催に至った経緯には、野球人口の増加を願う道産子右腕の熱き思いがあった。

子供たちと触れ合う伊藤(左)

本人たっての希望

 キャンプインが目前に迫ったこの日、埼玉県内にある小学校に背番号17はいた。グラウンドに集まったのは、野球未経験の児童とその保護者。伊藤たっての希望もあり、野球体験会が開かれた。

参加者全員とキャッチボール

野球未経験の子供たちが投げるボールをしゃがんで受ける伊藤

 

 ウオーミングアップを兼ねた鬼ごっこで準備運動が完了。伊藤によるボールの投げ方講座が行われ、参加者全員とのキャッチボールがスタートした。終始笑顔で、30分ほど白球を投げ合う。ふれあいタイムでは、レア物グッズをかけたじゃんけん大会で盛り上がった。「せっかくやるなら全員と何か1球でも触れ合いたいなと思ってああいう形を取らせてもらました。僕も楽しくできたので良かったです」と微笑んだ。

野球をやりたいと思ってくれてうれしい

 プロとの触れ合いを通して、すっかり野球に魅了されたある少年は「バットを買ってほしい」と保護者にお願いをしていた。そのことを伝え聞いた伊藤は「実際、直接会って一緒に野球をして、そう思ってくれた子がいることがうれしいですし、やって良かったなと思います」と喜びを噛み締めた。

西浦和イーグレットの子供たちとお弁当を食べる伊藤(左)

 

午後の部は軟式少年野球チームに

 午後は場所を移して、軟式少年野球チーム「西浦和イーグレット」の練習グラウンドへ。芝生に座りながら、選手たちと一緒に昼食を取った。生姜焼き弁当を食べながら「ああいう時間でも質問してくれたりして、すごくいい時間でしたね」と楽しいひとときを過ごした。

追いロジンも披露

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