コンサドーレ
2024/01/08 05:00

【特別インタビュー】札幌ペトロヴィッチ監督 主力を放出して戦う今季も「やり続けられることを自分の仕事で証明する」

昨季リーグ戦終了後にインタビューに応じたペトロヴィッチ監督(撮影・小田岳史)

主力の田中駿、小柏、ルーカスが退団

 2024年シーズンに向け、チームの始動が目前に迫っている。北海道コンサドーレ札幌は年末年始で選手の入れ替わりがあり、攻守においての主力が退団した。さらに今季はレギュレーションが変更され、下位3クラブが降格するというより厳しいシーズンとなる。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(66)はこれまで指揮したクラブの中で最長となる7年目に挑もうとしているが、今季の札幌はどのように戦っていくのだろうか―。道新スポーツデジタルでは昨季終了直後に行われた指揮官へのインタビューを紹介する。

昨季限りで札幌を退団をした(左から)DF田中駿、FW小柏、MFルーカス

 

今季はチームをどう再構築していくのか

 札幌は昨季までの主力だったDF田中駿汰(26)、FW小柏剛(25)、MFルーカス・フェルナンデス(29)が退団し、チームの精神的支柱だった小野伸二氏(44)が現役引退。15日から始まる沖縄キャンプでは、チームをどのように再構築していくかに注目が集まる。

「基本的なコンセプトは変わらない。より危険にどれだけ相手のゴールに迫れるか、より危険に相手の嫌がるランニングができるか。そういう相手の嫌なことができるのかというところを常に求めながらやるのが我々のサッカーであり、私のトレーニングだ」

新しいアイディアは常に頭の中にあるが

 かねてから「サッカーは医学と同じように日々進歩している。学ぶということをしなければ、最新の医療を提供できる医者にはなれないだろう」と口にしてきた。今年のチームはどのようなアップデートが行われるのだろうか。

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