コンサドーレ
2023/12/02 21:30

札幌MF小野伸二 4145日ぶり先発でラストゲーム 「少しでも長くピッチの上に立てるように努力していきたい」

練習を終え、スタンドに向かってグッドポーズをするMF小野(撮影・桜田史宏)

■12月2日、札幌ドーム

ペトロヴィッチ監督が先発示唆

 北海道コンサドーレ札幌は2日、浦和戦(札幌ドーム、3日14時キックオフ)に向け、パス練習やセットプレー練習などで最終調整を行った。この試合を最後に現役から退くMF小野伸二(44)は前日トレーニングでもフルメニューを消化。1998年にプロキャリアをスタートさせた古巣とのラストゲームに向け態勢を整えた。練習後、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(66)が小野を先発で起用する予定であることを示唆。清水時代の2012年7月28日アウェー横浜M戦以来4145日ぶりのJ1リーグ戦スタメン出場で、天才がラストダンスを披露する。

体調は「痛みも和らぎ、それなりにいい」

 12時16分、チーム最年少のDF西野奨太(19)の「お疲れさまでした」のかけ声に応じてチーム全体で手拍子を打ち、浦和戦前日の全体練習が終了。その後各選手が個別練習を行う中、現役生活最後のチームトレーニングとなった小野は名残惜しそうに最後までDF福森晃斗(30)とパス練習を行った。練習後、報道陣の取材に応じ、常に悩まされ続けてきた足の痛みについて「今のところ痛みも和らいでますし、今週はそれなりにいいんじゃないですか」とコメント。現役最後のピッチに足を踏み入れる準備は整ったようだ。

監督「素晴らしい雰囲気の中でピッチを去る舞台をつくり上げたい」

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