プロ野球
2023/12/07 16:00

北広島市役所の150キロ右腕・早川太貴投手がNPB2軍参入のハヤテ223入団決定

来季から新球団・ハヤテ223に入団が決まった早川太貴投手(撮影・西川薫)

11月初旬にトライアウト受験

 北広島市役所に勤務する最速150キロ右腕の早川太貴投手(23)が、来季NPBウエスタン・リーグに参戦する新球団・ハヤテ223に入団することが決まった。今季までプレーしたクラブチームのウイン北広島を退団し、11月3、4日に本拠地となる静岡県内で行われたトライアウトで合格を勝ち取った。元NPB投手も所属するハイレベルな世界で結果を残し、来年のドラフト会議で12球団からの指名を目指す。また、北海道関連では今季までBC茨城に所属した札幌白石高出身の村上航投手(23)の入団も発表された。

2023年4月9日、オープン戦・道都大戦で好投したウイン北広島の150キロ右腕・早川投手

 

「エスコンにはプロになるまで入らない」

 公務員の安定より幼い頃から憧れてきたプロ野球選手の夢を選んだ。1月中旬にチーム合流するため、年明け早々に約2年務めた市役所を退職する。「年齢的にもやっぱり来年が本当に勝負だと思って行きます。市役所の人たちにはこんなによくしてもらってる中で迷惑かけての退職になるので、日本ハムに入れれば一番いいんですけど、それ以外でも選んでくれるなら」。今春、市役所のすぐ近くに開業した日本ハムの本拠地・エスコンフィールド北海道にはプロになるまで入らないと誓った。その誓いを解禁するため静岡での挑戦が始まる。

ドラフト指名されず即決断

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