Bリーグ
2023/11/12 00:10

レバンガ ブルックス&ドワイト復帰も歯が立たず 広島に完敗して早くも今季10敗目

第4Q、ブルックス(左から4人目)が3点シュートを放つも広島ディフェンスに阻まれる(撮影・小松巧)

■Bリーグ1部 第8節(11月11日、札幌・北海きたえーる)
▽レバンガ北海道68-83広島ドラゴンフライズ

高さで上回る広島

 東地区7位のレバンガ北海道は、西地区6位の広島ドラゴンフライズに68-83で完敗した。前節、過密日程の疲労を考慮して出場のなかったSF/PFデモン・ブルックス(31)とSG/SFドワイト・ラモス(25)がコートに戻ったが、高さで上回る広島に、第1クオーター(Q)中盤に逆転を許して以降、同点に並ぶことすらできずに今季10敗目を喫した。12日も広島と対戦する。

第1Q、ラモス(右)がシュートを打つが広島のブラックシアー(8番)にブロックされる

 

残り10秒以上残した時点で白旗

 第1Qで11点目を決めて以降、広島の厳しい守備の前に、4分以上も無得点の時間が続いた。その間に広島に逆転を許し、その後は相手の守備布陣を攻略しようと、ベンチは様々な手を打って懸命に食い下がるも、最後まで追いつけないまま。第4Q残り10秒以上残した時点で、プレーすることを諦め、白旗を揚げた。

前節の大敗から修正する時間なく 次はスタメン変更も示唆

 今月8日の前節・宇都宮戦で、チームはBリーグ参入ワーストタイとなる44得点しか奪えず、30点差で大敗。チームを立て直すには、中2日では時間が足りなかった。小野寺龍太郎HC(41)は「セカンドユニットだったり、ラインナップも含めて、もう少し考える必要はあるのかなと、改めて考えるようなゲームになってしまった。(第1Qは)最初の5分とバスケットボールのクオリティに差が出た10分間だった」。開幕以降、ほぼ固定のスターティングメンバーにメスを入れる考えを明かした。

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