コンサドーレ
2023/11/08 19:00

「伸二さんの引退もあるので、残り3試合は大事」 前節負傷交代の札幌FW菅大輝が広島戦出場にアピール

ジョギング中に笑顔を見せるFW菅(中央)=撮影・工藤友揮

■11月8日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場

 前節のホーム横浜FC戦(10月28日)で接触プレーによって左膝を痛め、途中交代を余儀なくされたFW菅大輝(25)だったが、今週の練習では元気な姿を披露。11日の広島戦(札幌ドーム)は問題ないとアピールした。

横浜FC戦の後半、相手選手と交錯し負傷退場

 横浜FC戦の後半29分、左WBの菅はサイドライン際で守備に入った際に突破を試みた相手選手と接触。相手の足が左膝に入り苦悶の表情を浮かべながらピッチに倒れ込んだ。治療を受けるも試合に戻ることはできず、同34分に途中交代。試合後のミックスゾーンにも左足を引きずりながら姿を現すなど、状態が心配された。

7日から全体練習に合流

 3日間のオフを挟んで再開された11月1日のトレーニングはフルメニューを消化したが、翌2日以降は別メニュー調整。4日のBTOP北海道との練習試合にも欠場した。7日から全体練習に再合流し、この日もしっかりフルメニューを消化。練習終盤に行われた11対11では、左足から放った〝菅キャノン〟がゴール右下を射抜き締めくくるなど不安を一掃した。菅自身は「(膝の痛みは)あの瞬間ぐらいで終わった感じで。問題ないです」と強調。先週後半の別メニュー調整も左膝とは関係ないもので、その部分の問題も解消済み。広島戦には万全の態勢で臨むことができそうだ。

縦パスが出たことに反応して体勢を変えるFW菅(中央)

 

「勝利に貢献できるプレーが欲しい」

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