ファイターズ
2023/10/24 20:45

細川凌平 智弁和歌山の先輩とアーチ競演 目指すは超名門の出世頭

三回1死、細川(中央)が右越えソロ本塁打を放つ(撮影・桜田史宏)

■みやざきフェニックス・リーグ 広島4ー5日本ハム(10月24日、天福球場)

三回の第2打席で勝ち越しソロ 先輩のC林も特大弾

 超名門校の出世頭になってみせる。日本ハムの細川凌平内野手(21)が24日、みやざきフェニックス・リーグの広島戦に「1番・遊撃」で先発出場。三回の第2打席で一時、勝ち越しとなるソロ本塁を放った。この試合では同じ智弁和歌山高出身の広島・林晃汰内野手(22)も特大の一発を披露。2学年違いの同窓生が華麗なアーチで競演した。

会心の一打 狙い球を確実に仕留めた

 狙い澄まして一振りで仕留める。理想的な1打席だった。左腕・玉村が投じた初球。真ん中やや外寄りのスライダーは「狙っている球」だった。美しいフォロースルーを決めた細川は、流れのままにバットを放り投げ、柵越えを確信。「良いスイング、良い打ち方ができたらバットを勝手に投げていて、自分でもビックリします。もうずっと中学の時から変わらないですね」と照れたように笑い、会心の一打を振り返った。

テーマは打率&出塁率アップ 日々進化を実感

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