アサヒビール子会社のニッカウヰスキーは、余市町の「北海道余市蒸溜所」内にある「ウイスキー博物館」をリニューアル。「ニッカミュージアム」として、２７日にオープンした。
　メインとなる展示は「ブレンダーズ・ラボ」。数年から数十年という長い時間の中でうまみが育まれるウイスキー。それを最大限に引き出すニッカのブレンダーが担う「未来を見据えて原酒の仕込みに携わる」などの役割について、映像やパネルで分かりやすく紹介。さまざまな原酒をブレンドし、理想の味わいづくりに情熱を注ぐブレンダ―の日々を垣間見る。
　また同社を代表するブランドである「余市」「竹鶴」などの歴史やストーリーがわかる「ストーリー・オブ・ニッカウヰスキー」や、蒸留所限定商品を含む数十種類のおいしさを楽しめる「テイスティング・バー」（有料試飲コーナー）も設けている。
　見学の概要や予約は、北海道余市蒸溜所のホームページ、（電）０１３５・２３・３１３１まで。