■パ・リーグ１６回戦　ソフトバンク１１ー６日本ハム（８月５日、エスコンフィールド北海道）

　左内転筋を負傷し離脱していた日本ハムの石川直也投手（２７）が５日、ソフトバンク戦（エスコンフィールド北海道）で火消しに成功した。６―５と１点差に詰め寄られた直後の五回１死一、二塁で２番手としてマウンドへ。リチャードを一飛、谷川原を遊飛に打ち取った。試合後の一問一答は以下の通り。

ー良いリスタートになった
「そうですね。一発目にああいう場面で投げられたので、良い緊張感で入れたと思います」

ー勝利投手の権利を獲得する可能性もあった
「そこは中継ぎなので。まずは、あの場面を抑えられたことがスタートとしては良かったです」

ー４月２０日のロッテ戦以来となった１軍登板。出力やボール自体の手応えは

「球自体はそこまでだけど、体はファームで投げている時よりも、すごい動いている感じがしましたし、出力もアドレナリンが出る場面で投げているので、このまま（状態が）上がってくればいいなと思います」

ー緊張感や高揚感はいつもと違ったか
「やっぱりファームで投げてるのとは全然、緊張感も違いましたし、プレッシャーもあの場面は特にありました」

ー抑えることができてホッとしたか
「そうですね。あそこで打たれるのと…。戻ってきて１発目（の登板）だったので、全然違うなとは思います」

ー本拠地のマウンドの感触は
「やっぱり緊張感もあって、ちょっとフワフワしてる感じはありましたね。気持ちは入っていたので良かった」