ファイターズ
2023/08/05 00:30

道産子左腕の福田俊 思い出の北広島でプロ初勝利「本当に、素直にうれしいです」

延長十一回を無失点に抑え、ほえる福田俊(撮影・松本奈央)

■パ・リーグ15回戦 ソフトバンク4ー5日本ハム(8月4日、エスコンフィールド北海道)

5番手で延長十一回をピシャリ 直後に打線が決勝点

 チームの屋台骨を支える男が、スポットライトに照らされた。日本ハムの福田俊投手(26)が4日、ソフトバンク戦(エスコンフィールド北海道)の延長十一回から5番手で登板し、相手打線を3者凡退に抑えた。直後の攻撃で味方が得点を奪い、チームはサヨナラ勝ち。プロ5年目、通算63試合目でうれしい初勝利を手に入れた。

記念のウイニングボールは両親へ 「やったよ~」

 人生初のお立ち台では時折、言葉に詰まりながらも一生懸命に思いを伝えた。「上沢さんや中継ぎ陣が粘り強く投げていたので、自分もスコアボードに0を入れようと思って投げました。本当に、素直にうれしいです。(ウイニングボールは)ここまで育ててくれた両親に渡したいです。『やったよ~』って」。同じ空間で家族と初勝利の喜びを共有し、照れくさそうにほほ笑んだ。

大学時代を過ごした地で、ホームで、手にした大きな1勝

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