ファイターズ
2023/06/25 21:45

強心臓の道産子左腕・福田俊 1球で火消し「使う側の評価が上がるチャンス」

五回を無失点で終え、鈴木(右)とタッチを交わす福田俊(撮影・桜田史宏)

■パ・リーグ11回戦 日本ハム5-6ロッテ(6月25日、ZOZOマリンスタジアム)

1点追う五回2死三塁のピンチで登板 この日2安打のロッテ・福田をレフトフライ

 道産子左腕が、また1つ信頼を積み上げた。日本ハムの福田俊投手(26)が25日、ZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ戦に2番手で登板。1点ビハインドの五回。2死三塁のピンチでマウンドへ上がり、福田秀平外野手(34)を左飛に打ち取った。タフな場面を乗り切り、3試合連続で無失点投球を継続。投げるたびに存在感を高めている。

 勝負の行方を左右しかねない局面。この日2安打を放っている好打者に対して「後手に回らないように。先に攻めた結果、打たれたら仕方ない」と、覚悟を決めて勝負を挑んだ。選んだのは直球。渾身の145キロで差し込み、たった1球で火消しをやり遂げた。

「今年は真っすぐが良い。ピンチでも自分の投球ができる」

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