ファイターズ
2023/06/18 20:30

新庄監督 清宮1番ズバリ的中 竜に3連勝で交流戦5割以上確定

勝利の一丁締めの後、ファンにあいさつする新庄監督(撮影・桜田史宏)

■交流戦3回戦 日本ハム4ー0中日(6月18日、バンテリンドームナゴヤ)

打つ手がハマり今季初の同一カード3連勝

 日本ハムの新庄剛志監督(51)が18日、バンテリンドームで行われた交流戦の中日戦に快勝し、今季初の同一カード3連勝を飾った。1番に清宮幸太郎内野手(24)を抜てきするなど、采配がズバリ的中。1試合を残す交流戦の勝率5割以上が確定した。

 思惑通りに打つ手が決まる。選手もベンチの意思をくみ取り、動いた。一回、今季初めて1番に入った清宮が8球粘って四球で出塁。2番の松本剛がボール球に食らいついてエンドランを成功させると、四球を挟み、万波とマルティネスの連続適時打で2点を先制した。指揮官はチームプレーの重要性に触れ「初回の四球の後、松本(剛)くんがエンドランでよく当てて、転がしてくれたところで点につながって。ああいうのが大事ですよね」と目を細めた。

有言実行の「1番・清宮」 さらなる飛躍に期待

 清宮は4月20日のロッテ戦(エスコン)で左脇腹を負傷し、治療、リハビリを経て今月4日に2軍で実戦復帰した。新庄監督は1軍昇格も視野に入ってきた同8日に「幸太郎の1番も面白いですよね。選球眼が意外と良いから」と構想を明かしていた。この日、それを実践。新1番は機能したが、すぐには褒めず「出塁率を高くしていかないといけない選手なので。ホームランが増えてきたらコース、コースを狙われる。その見極めを今、鍛えていってもらえたらいいかな」と期待を込めた。

驚きも不安はなし 清宮「丁寧にいった結果かな」

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