ファイターズ
2023/05/17 23:35

清水 打って守って勝利に貢献 先制打&エースの完封導いた

五回1死一、二塁、清水が先制打を放つ(撮影・桜田史宏)

■パ・リーグ8回戦 西武0ー3日本ハム(5月17日、エスコンフィールド北海道)

新球場で自身初のヒーローインタビュー 「もう、最高ですね」

 攻守でエースをもり立てた。日本ハムの清水優心捕手(26)が17日、エスコンフィールド北海道で行われた西武戦に「8番・捕手」で先発出場。両チーム無得点の五回1死一、二塁の好機で左前適時打を放ち、先制点を叩き出した。この回一挙3点を奪うと、先発の上沢直之投手(29)が完封劇を披露。躍動するバッテリーがチームを快勝に導いた。

 新球場で初めて上がったお立ち台。祝福の歓声と拍手を浴びた清水は「もう、最高ですね。(上沢は)中10日でいつも以上に気合いが入っていた。その手助けではないけど、良いピッチングを支えられて良かったです」と最後まで先輩を持ち上げた。

捕手の読みで先制タイムリー 今季初打点が決勝点

 捕手独特の想像力を働かせ、配球を読み切った。二直に倒れた第1打席が快音への布石だった。相手先発・エンスとの最初の対戦は外角直球を捉え、コースに逆らわず右方向へライナー性の打球を飛ばした。「1打席目はずっと真っすぐに張っていた。良いイメージで入れた第2打席は、ちょっとインサイド寄りに来ると思っていた」。狙い通りに内角球を仕留めると、打球は球足鋭く三遊間を突破。今季初打点が勝負を決める1点になった。

ジープもゲット!? 想像以上に価値ある1勝

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