ファイターズ
2023/04/22 20:35

生田目 2軍戦で153キロ「球の強さは悪くはない」 1軍昇格へ準備着々

先発し3回⅔を無失点に抑えた生田目(撮影・近藤裕介)

■イースタン・リーグ5回戦 ロッテ5ー3日本ハム(4月22日、鎌ケ谷スタジアム)

一回のピンチを無失点で乗った 回の途中での降板は予定通り

 日本ハムの生田目翼投手(28)が22日、2軍ロッテ戦(鎌ケ谷)に先発し、3回⅔を2安打無失点に抑えた。一回に1死二塁のピンチをしのいで波に乗ると、最速153キロを計測した直球を武器に無四球で投げきった。イニング途中での降板は、2番手で登板する長谷川に経験を積ませる意味もあり、予定通り。少しずつ調子を上げてきている右腕は「まだ納得はいっていないですけど、球の強さは悪くはない」と笑顔を見せた。

3月10日のオープン戦・阪神戦で6失点KO その後自分を見失った

 3月10日の阪神とのオープン戦(甲子園)で先発を任されるも、4回6失点。4四死球と制球が定まらず、以降は2軍での調整が続いている。「ボールが弱い、じゃあどうしよう、下(半身を)使おう、今使えた、でも腕が変だ、じゃあ腕張って、一個やったら一個できないみたいな感じだった。投げ方とか考え方が分からなくなって、そこにいろんな情報がバーって入ってきて、自分で余計難しくしていた」。巡ってきたチャンスを生かせず、一時は自分を見失っていたという。

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