ファイターズ
2023/04/20 23:30

松本剛 価値ある先制&決勝の犠飛 チームは左腕から今季初勝利

三回無死一、三塁、松本剛が左犠飛を放ち、ベンチに迎えられる(撮影・村本典之)

■パ・リーグ6回戦 ロッテ0ー2日本ハム(4月20日、エスコンフィールド北海道)

三回に均衡を破る左犠飛 今季5戦目でやっと苦手の左腕から白星

 派手さはなくとも勝てる。つなぎの野球で〝左アレルギー〟を克服した。日本ハムの松本剛外野手(29)が20日、エスコンフィールド北海道で行われたロッテ戦に「2番・左翼」で先発出場。両チーム無得点の三回無死一、三塁の好機で、決勝点となる先制の左犠飛を放った。打線は四回にも犠飛で追加点を獲得。しぶとく奪った2点を守り抜き、連敗を「4」で止めた。

 苦手の左腕から、ようやく白星を挙げた。この日の相手先発はメルセデス。4月5日の前回対戦で6回3安打無得点と完璧に抑え込まれていた。今季のファイターズ打線は左投手に対してめっぽう弱く、相手先発がサウスポーの試合は0勝4敗。宮城(オリックス)、エンス(西武)、小島(ロッテ)らと対戦し合計24回1/3で1得点しか奪えていなかった。

チームで左腕対策を徹底 小技、足技も駆使し泥臭く

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