サッカー
2023/04/15 20:30

トップチームで幻ゴールの札幌U-18FW出間思努 プリンスリーグ開幕戦でハットトリック発進

後半24分、札幌U-18のFW出間(中央)が自身2得点目を決めて仲間と喜び合う(撮影・西川薫)

■高円宮杯U-18サッカープリンスリーグ北海道 第1節(15日、北海道コンサドーレ札幌東雁来グラウンドほか)
 ▽北海道コンサドーレ札幌6-0帯広北高

帯広北高に6-0 エースが左右の足から得点量産 「もうちょい決められるとこあった」

 昨季3位の北海道コンサドーレ札幌U-18が開幕戦で帯広北に6-0で快勝発進した。今年3月にトップチームで2種登録し、同25日のルヴァン杯アウェー磐田戦でJデビューを果たしたFW出間思努(いずま・しど、3年)はハットリックを達成。磐田戦では公式記録の訂正で幻のゴールに終わったが、その悔しさをプリンスリーグで晴らした。

 エースがゴールラッシュで開幕戦快勝に花を添えた。ゴールへの鋭い嗅覚で、左右両方の足からゴールネットを揺らした。利き足は左だが、2-0の前半39分にDF坂本勘汰(2年)からの浮き球パスをペナルティーエリア内で右足で合わせて今季初得点をマーク。後半24分にはエリア内左でスルーパスに反応。今度は左足を振り抜いて2得点目を決めると、同39分には自陣からのロングボールにセンターライン付近からゴールへ向かって走り右足でトラップ。「キーパーを引きつけてアウトで巻いた。最高。あれは気持ち良かった」。最後は左足アウトサイドの技ありゴールで締めくくり、「快勝っすね。もうちょい決められるところがあったけど、ハットトリックとチームも6-0で勝てて良かった」と声を弾ませた。

デビューしたルヴァン杯では「ユースよりも強度が高いし、質も高い。予測して動けたら」

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