サッカー
2023/07/09 17:00

12日天皇杯3回戦で札幌と対戦するV大分の道産子監督 山橋氏が古巣との対決に「楽しみで仕方ない」 

大分トリニータ戦で指揮を執るヴェルスパ大分の山橋監督(©VERSPAH OITA)

札幌第一高出身、ヤンマー(C大阪)を経て札幌で2年間プレー

 北海道コンサドーレ札幌は6月7日の天皇杯2回戦でSC相模原を3-0で下し、3回戦へと駒を進めた。次の対戦相手はJ2大分トリニータにジャイアントキリングを達成したJFLヴェルスパ大分。監督を務めているのは札幌市出身で1997年から2年間札幌でもプレーした山橋貴史監督(51)だ。目前に迫った古巣対決に向けて意気込みを語った。
 

1997年6月1日の西濃運輸戦、前半34分に地元初ゴールを決めて喜ぶ札幌時代の山橋監督(中央)


2回戦でJ2大分を破るジャイアントキリング

 6月7日にレゾナックドーム大分で行われた大分ダービー。公式戦での過去2回の対戦ではいずれも敗れていたトリニータ相手に、ヴェルスパは前半6分に先制ゴールを挙げ、そのまま1-0で勝利。見事に〝3度目の正直〟で金星をつかみ取った。

 この試合について山橋監督は「選手は本当にモチベーション高く、ピッチでプレーしてくれました。過去に2回対戦して2回とも負けていましたが、僕が監督になってからの天皇杯でJクラブに勝ったりという経験をする中で、選手たちも自分たちが成長していることを実感していて。そういう中でトリニータに対しても、立ち向かっていくようなプレーができていたと思います。早い時間に先制できたのが大きく、最後まで集中を切らさずに相手をリスペクトして守備を固めることではなく、リーグ戦でもやっているようなアグレッシブな攻守のプレーがたくさん出たので、それが結果に繋がったかなと思います」と選手たちを讃える。

攻守において札幌のようなアグレッシブさを目指す

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