ファイターズ
2023/04/14 23:50

水野 昇格即スタメンで2安打「2本出てすごくホッとしました」

四回無死一塁、水野が中安打を放つ(撮影・桜田史宏)

■パ・リーグ1回戦 西武2ー5日本ハム(4月14日、エスコンフィールド北海道)

今季1軍初出場でマルチ安打 エンドランも確実に決めた

 駆けつけマルチだ! 日本ハムの水野達稀内野手(22)が14日、今季初めて1軍昇格を果たし、同日の西武戦に「7番・二塁」で即スタメン出場。いきなり4打数2安打と躍動した。二回の第1打席で早速シーズン初安打を放つと、3点リードした四回の第2打席は無死一塁から、エンドランのサインに応える中前打をマーク。一、三塁と好機を拡大し、追加点につなげた。

 守備でも軽快な動きを見せ、チームの勝利に貢献。「真っすぐを2本はじき返せたので良かった。(エンドランの時は)高めだったので何とか転がそうと思って、叩いていったら良いヒットにつながった。(2軍で)良い感じの手応えはあったので、2本出てくれてすごくホッとしました」と笑顔を見せた。

新球場での公式戦に初出場 新庄監督の言葉で地に足

 エスコンフィールドでの公式戦は初出場だった。スタメン発表の際には「ちょっとソワソワしました」と緊張感が高まったが、「(監督から)言葉をもらったので、去年ほどは緊張しなかった」と振り返る。試合前、新庄監督から「チャンスは今だ。それで、打席の中で力んで良いものは一つもないから、ここを鎌ケ谷の球場だと思って、普通にやりなさい。大丈夫」と声をかけられ、心が軽くなった。さらに、二回に、この日初めて飛んだ二ゴロを華麗にさばき「打球が1回飛んできてから、だいぶ楽になりました」と落ち着きを取り戻した。

ドラフト前から日本ハム入団を予期 同期の上川畑と切磋琢磨

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