ファイターズ
2023/03/22 23:55

今川 オープン戦の新球場1号 WBC優勝に燃えた

一回無死一塁、今川が新球場1号となる左越え本塁打を放ち、チームメ-トと執念タッチを交わす(撮影・桜田史宏)

■オープン戦 ソフトバンク2ー4日本ハム(3月22日、エスコンフィールド北海道)

一回無死一塁で特大の先制2ラン 和田の直球を強振し「完璧でした」

 〝新球場1号〟だ。日本ハムの今川優馬外野手(26)が22日、エスコンフィールド北海道で行われたソフトバンクとのオープン戦で、左翼2階席に豪快な一発を放り込んだ。これが新球場開催のオープン戦で生まれた最初のホームラン。まだ公式戦ではないが「エスコン第1号はひそかに狙っていたので、すごくうれしかった」と無邪気に喜んだ。

 過去3戦、フェンスが低く、スタンドインしやすいと言われていた新球場で本塁打が出ていなかった。迎えた4戦目。今川が疑念を吹き飛ばした。一回無死一塁。ソフトバンク・和田の高め直球を迷わず、強振した。「完璧でした」と振り返る通り、打った瞬間にスタンド到達を確信する当たりだった。

内野5人シフトで2度の守備機会 いずれも無難にレフトゴロを記録

 守備でも見せ場があった。七回に内野5人、外野2人シフトを実践した際、左翼から二塁手の定位置付近に移動し、2度、打球を処理した。珍しいレフトゴロを記録し「本職の皆さんの中で守らせてもらうのは恐れ多い。ミスしないように、投手に迷惑をかけないように必死でした」と安堵の表情を浮かべた。

WBC優勝の侍ジャパンから刺激 「あれを見て燃えないわけにはいかない」

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