オープン戦初登板のガントが２回無失点　万波が３号２ラン

　日本ハムは敵地・甲子園で阪神と対戦し、５―４で競り勝った。１―２の五回、松本剛外野手（２９）の２点三塁打で逆転に成功。さらに万波中正外野手（２２）が左翼スタンドに３号２ランを叩き込み、この回一挙４得点で突き放した。
　投げては、オープン戦初登板のジョン・ガント投手（３０）が走者を出しながらも２回１安打無失点。２番手登板した吉田輝星投手（２２）は２回⅔を投げて８安打４失点と打ち込まれたが、その後は６投手が小刻みな継投で無失点リレーを披露。最少点差で逃げ切った。

■四回、左前へ先制タイムリーを放った石井

「先に１点を取れて良かったです。追加点に向けて集中していきます」

■先発し２回を無失点に抑えたガント

「一回はまだ自分の調子が上がっていなかった。ただ、二回から調子がかなり上がった。満足している」

■ 五回に逆転の２点三塁打を放った松本剛

「良いところに飛んでくれました。逆転できて良かったです」

■１、２打席めに二塁打を放ち、オープン戦初マルチ安打をマークした野村

「１打席目は久しぶりに良い当たり。自分らしい打席でした。２打席目は少し打球を上げたかったところはあるんですけど、スイング的には良くなってきている」