■オープン戦　日本ハム２ー４ロッテ（３月７日、ＺＯＺＯマリン） 

矢沢がノーノー阻止の二塁打　万波が２号ソロ

　日本ハムは７日、敵地でロッテと対戦し、２―４で敗れた。先発ローテーション入りが確実なコディ・ポンセ投手（２８）が先発し、２回３安打２失点。一回を３者凡退に封じたが、二回に犠飛と適時打を許し２点を失った。

　３番手で４回を投げた根本悠楓投手（１９）は立ち上がりの四回に長短４安打を浴びて２点を献上したものの、その後の３回を２安打無失点と持ち直した。４番手で登板した２年目左腕の長谷川威展投手（２３）は１回をパーフェクトに封じた。

　打線は五回まで無安打に抑え込まれたが、二刀流ルーキーが反撃の口火を切った。「１番・ＤＨ」で先発した矢沢宏太投手兼外野手（２２）が六回１死から右翼線二塁打を放ち、内野ゴロの間に三進。松本剛外野手（２９）の内野安打で生還した。

　七回には万波中正外野手（２２）がオープン戦第２号となるソロ本塁打を右翼スタンドに叩き込んだ。

■先発登板し２回３安打２失点のポンセ投手

「ビジター戦ではありましたが、良い雰囲気の中で投球できた。状態は上向き。これから改善、向上すべき部分をクリアしていきたい」

■「３番・左翼」で先発し、六回２死三塁でタイムリー内野安打を放った松本剛外野手

「いいヒットばかり打てるわけじゃない。きょうみたいなラッキーヒットは本当に大事。泥臭く、自分らしいヒットが出ているのはいい」