コンサドーレ
2023/02/04 21:00

札幌DF福森 肉体改造で巻き返しのシーズンへ

得点を挙げた福森晃斗がタッチを交わす(撮影・岩崎勝)

■コンサドーレ沖縄キャンプ(4日、南風原町黄金森公園陸上競技場)

▽練習試合(45分×4) 名古屋5-1札幌(1-1、1-0、0-0、3-0)

90分間〝フル出場〟し、流れの中で1ゴール

 沖縄キャンプ最終日は、J1名古屋と45分×4本の練習試合を行い、合計1-5で敗れた。1本目の15分過ぎに、左CB(センターバック)で先発したDF福森晃斗(30)が起点となり、最後はゴール前のこぼれ球を自らの左足でネットを揺らした。昨季後半は途中出場が増えるなど、悔しさを味わった。オフに初めて専属トレーナーによる指導を受けるなど肉体改造に挑戦。8日からの熊本2次キャプでポジション争いを勝ち抜き、7年連続J1開幕スタメンの座を目指していく。

 今季は一味違う。そう感じさせる躍動感だった。福森は1本目と2本目の合計90分間〝フル出場〟。同点弾は「相手のキーパーの立ち位置と相手のDFの立ち位置を見ながら、うまくシュートを打てたかな」と落ち着いて決めた。その後も、前線に顔を出すシーンが何度となく見られ、最後まで運動量を維持。「序盤の発熱以外は、本当に充実した沖縄キャンプを過ごすことができました。1次キャンプのミシャが決めたテーマが『走る』だったので、例年以上に自分もついていけてる部分があった。もう若い選手ばっかなので、それに負けないように、30代でも頑張りたい」と節目のシーズンへ決意を新たにした。